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真 流行り神

2016.04.09 Sat
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「真 流行り神(VITA)」の感想です。
世間の評価が低いのは分っててあえて購入してプレイしました。

旧シリーズである「流行り神」の1&2はプレイ済み。
元々流行り神シリーズはツッコミ所多いし、
シナリオの質もそこまで良いとは思えません。
ですが、作品に不思議な魅力があり、割と好きな作品です。

都市伝説に絡めたシナリオやTIPS、
仄暗い雰囲気を打ち消す編纂室メンバーなどが作品を引き立ててました。

残念ながら 真流行り神では旧作の良さを全く継承しておらず、
世間の評価と違わず酷い出来です。

一応トロコン済み
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「真かまいたちの夜」もそうですが、
ホラーに「真」を付ける意図って何なのでしょうかねー


【システム】
ノベルゲー。
システムはとても快適です。

分岐ツリー、シーンジャンプ、高速スキップなどで
ほぼイラつく事はありませんでした。

旧作であった「セルフ・クエスチョン」が無くなり
「ライアーズアート」が新たに追加されました。
このライアーズアートは本当に要らない子(´・ω・`)

旧作では「セルフ・クエスチョン」によって
科学ルートやオカルトルートに分岐して行ったりしたのですが、
今作はバッドエンドになるだけで シナリオに影響なし。
ただただ 選択肢を増やしただけで 
開発人が何故これを入れたかったのかが分らないです。

流行り神の醍醐味である「科学ルート」と「オカルトルート」の分岐廃止によって
周回プレイする楽しみも減りました。
TIPSの種類も半減。

スチル(イベントCG)と立ち絵を描かれてる方が別人で、
あまりに違いすぎて シナリオに集中できなくなる事も多々ありました。

1ルートが割りと短いです。
1~2時間位で 終わります。


【シナリオ】
散々色んな所で言われてますが、
ホラーでは無く スプラッタです。

どの登場人物もサイコパス化します。

ルートによって ライターさんが違うのでしょうか?
ヒロインの考え方、口調が全然違います。

地の文で萎える事も。
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ルートの冒頭で↑の様な文章が出て来た時は
もう 本当にそのままVITAの電源落とそうかと思いました。

作中で頻繁に「私の細腕では無理」とか
女としての無力さを綴ってるシーンも多いし、
だいたい 酷い目にあったりしてるので、
ライターさんは女性に対して凄い偏見があるんじゃないかと疑ってしまいます。

女性が泣き叫ぶ、酷い目に合うのはホラーの定番ですが、
そこまで「女」である事を前面に出さなきゃいけなかったのでしょうか。

スプラッタとかグロとか色々ありましたが、
一番 私の中でキツいルートは
洗脳編」でした。

黒田と風守が凄い気持ち悪かったです。
エンディングも胸糞悪かったです。
冒頭と回帰してる部分は 面白いと感じましたが、
それ以上に 吐き気がして 全然楽しめません。

バッドエンド回収でもこの洗脳編に行くのがキツかったです。


流行り神のトレードマークとも言える
「友達の友達」というワードがほぼ出てこない。

上記にも書いたかもですが、
ほぼシナリオに 都市伝説が絡んで来ないです。

キャラクターの会話が回りくどいです。
これは多分 無理矢理 都市伝説に関連付ける為なのかな?

関本が何かを言うと
否定して地の文で「こういう都市伝説を聞いた事あるが・・・」と
話しが全く前に進まない。



【不満】
挙げたらキリが無いです。
上記にだいたい書いてあるので割合。


主人公サイドが「警察官」である事の説得力がない。

どっかの大学のサークルが事件に巻き込まれた、
という設定の方がしっくり来ます。

旧作ではその辺ちゃんとしっかり描かれてあるのに対して
やはり 真はシナリオ設定が雑なんだなって 感じさせられます。


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隙間禄で「ブラインドマン編」の真相が出てきたのですが、
なんか「真 流行り神」で続編を出す気満々な終わり方でした・・・

正直、次回作は買いたくないですね。
製作スタッフさんはホラーとスプラッタを履き違えてますし、
流行り神の良さを全く理解してない。


流行り神1~3セットがVITAで移植されたら購入はしたいですが、
「真」はもう コレで終わりで良いです。
むしろ 下降しかしないのであれば シリーズを終わらせて欲しいです。

流行り神スタッフさんが作った「特殊報道部」も
個人的には合いませんでしたし、
日本一ソフトウェアさんのノベルは当分もう良いかな・・・

真2は原点回帰を謳ってるのですが
不信感の方が強いですね。

本当に評判がよければ チャレンジしたいと思ってます。

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