トーヤナァラがトーヤを守る為に毒を負ったせいで懐妊は難しくなってしまったり
男性がEDになってしまう病気が蔓延したりと
男女にとって重い悩みが付きまとうシナリオでした。
トーヤの王としての跡継ぎの為にナァラが側室を持つ事に賛成する事を賛成したりと
彼女が女性として、王の妻として悩む姿は読んでて胸が痛かった。
グッドエンドでノールの小指を切り落とすシーンが頭に焼き付いて離れない。
ノールが指を落とされ痛みに歪む顔から普段の涼しい笑顔に切り替える所は
恐ろしかったけど、お気に入りの場面。
ノールがどういう人物なのかがあの短いシーンで凝縮されてて凄い好き。
ノールノールの政策で周りが敵だらけの中、
ナァラとの子供が出来れば母子共に危険に晒してしまうから
それを避ける為に子供を作らない様にしてる所から始まります。
ノールが好きだから夫婦二人っきりでも良いと言い聞かせたり、
本当にノールが子供が欲しくないのかどうか確かめる所も
子供が欲しいのに作れない事に悩んでる所とかも
このFDではメインキャラの子供がらみの男女の悩みに
焦点を当ててる様に見えました。
「目の見えなくなる果物」が出てきた所はメインシナリオを思い出して懐かしかったw
本物では無いと言ってましたが、多分あれ本物だろうなー・・・
少量だったら 体には影響無いそうなので、ノールの事だから与えてそうです。
ナァラを独占したいが為に彼女の行動によっては彼女が危ない目にあってでも
自分の目の届く所に閉じ込めておこうとする所はノールらしいですね。
今作でも一番出番と台詞が多いキャラなんじゃないかな。
色んな意味で愛されてるキャラだと思いますw
スレン本編 後日談でナァラがスレンに害する存在だとノールに疑われてしまって
ノールの部下に見せつける様に交わる様になって子供が出来る所までの間のお話。
スレンはノールの愛の事を鬱陶しく思ってる様に見えますが、
ノールはスレン、トーヤに対しては(歪ですが)親心を持ってる様な気がします。
愛情表現が異常なので二人にとっては迷惑でしか無いのでしょうが、
他のキャラには見せない彼なりの慈愛が垣間見える場面は面白くて好き。
ウレンとナランのスチルは無いのね・・・(´・ω・´)
スレンとナァラが亡くなったナランを想うシーンは
本編のナランルートのスレンを想うシーンと対比してて好き。
ルジ表は優しい薬師さん、内面ではトーヤに匹敵するほどの闇を抱えてるヤンデレさん。
今回のFDは彼の病んでる部分では無く、薬師としての情熱を焦点に当ててます。
駆け落ち状態の二人がオーリを治す名目でルスに戻って
ナァラが昔を懐かしむシーンはお気に入り。
本編では島で暮らしてる二人は幸せそうでも、
狭い世界に閉じこもって親友や故郷から離れてしまった終わり方は寂しかったので、
色んな国を回って病を治していく終わり方は満足。
島に閉じこもってるよりも早くナスラやルスに戻れる希望が見えて好きでした。
ウル少年が背伸びをして頑張ってる姿がいじらしい。
正直 ウルの性的な部分は見たくなかった・・・。
私は年の差カップルは大好きなのですが、
ウルはどうしても無垢な少年のポジションのままで
居て欲しい気持ちが強かったです。
セフトーヤの力を誇示させる為にセフに任務を与えて
手柄や評判を上げさせるのがノールの目的。
ノールの思惑通りに動いてる事に面白くなさそうなセフですが、
自分の実績も経験も上がるし、どちらのしてもWin-Winな関係な気がするし、
良いんじゃないかなw
セフは自分が言うほど おじさんっぽくないよ!
エスタノールを守る為にエスタが怪我をして
頭の打ち所が悪くて記憶を一時的に失ってしまうお話し。
親しい人に忘れられる事や覚えられて無い事は 私にとって一番の恐怖なので、
こういう記憶喪失系のお話は記憶がいずれ戻るって分かってるお話でも
何とも言えない恐ろしさを感じさせます。
他作品でもよくあるシチュですが、あまり考えたくない状況ですね。
エスタって元々は攻略対象じゃなかったから
色んなエンディングやルート分岐があって 羨ましい。
ノールの物まねをするエスタ好きよw
ナラン実は最後までとっておく予定だったんですが、
トーヤルートの後すぐにナランに行ってしまいましたw
全部のルートを終えてから改めてナランをプレイ。
本編では大人びて余裕が出たナランの成長に萌えあがりましたが、
今回は初期の頃に戻ったみたいな子供っぽさが出てて逆に新鮮。
ナランとナァラが一緒に戦うシーンは
スレンとの「夫婦初の共同作業」を彷彿とさせ、懐かしさもありました!
濡れ場もナァラがリードする部分もあって私的には美味しい!
本編と今回のafter discを総合してPSP版で追加された後日談が一番好きです(*´ω´*)
全年齢対象版ですが、ナァラを試す様なナランの言動(かなり色っぽい)や
仲直りをお願いするやり取りとかも 萌えます。
名前を呼びあうシーンで「ナァラ」って呼んでくれないのが惜しい・・・
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愛病KANOE編に続き、世に出てくれるとは思わ無かった作品なので、
紅花のFDは発売がめちゃくちゃ楽しみでした♪
予算の関係か、ヒロインのデフォ呼びが無いのが寂しかったですが、
好きな作品のキャラ達の後日談が見れたのが嬉しい!
紅花、今後の展開があるのか分かりませんが、
出来る事なら 何かの形でまた彼らの姿を見れる事に期待したいです。
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