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いけにえと雪のセツナ

2016.04.16 Sat
setsuna01.jpg
「いけにえと雪のセツナ(PS4)」の感想です。

「昔懐かしのRPG」をテーマに制作されたプロジェクトだそうで。

スクエニから発売という事で
色んな方が勘違いされてるかと思いますが、
超大作というよりかは
ややインディーズ風味の短編RPG。
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PS4版だったので処理落ちはありません。

スクエニの大作ゲームは
発表されてから 発売までが長いので
間にちょこちょこと、こういうRPGを出せれば
バランスが取れて良いんじゃないかな?

トロコンはしないです。
コンプするには ちょっとテンポが悪すぎます。


【システム】
あえて不便にしたRPG。

昔懐かしのRPGは技術の限界とか色々な理由があって
不便な物が多かったです。
「キャラの移動速度が遅い」
「戦闘がワンテンポ遅い」
「マップの見辛さ」
など。

こういう不便な部分をあえて再現してて
ノスタルジックではあったのですが、
わざわざソコ再現しなくても良いんじゃないのかな?(´・ω・`)

過去の良作、名作はもう一度遊びたい!と思っても
上記に書いてある不便な部分があるから
手が出し辛いのに

最新技術でこの不便さを 作り上げたら
本末転倒な気がします。

だからFF7の移植版での「三倍速」がとても快適だった
(FF7のPS4移植版の記事はこちら

ただ、今作で良かったと思った部分も沢山あります。
setsuna03.jpg
「民家に入れる事」
最近のRPGは町はハリボテだったり、
紙芝居風味で 町自体散策出来なかったり
町自体無かったりと
色々 味気の無い物が多いです。

今作はちゃんと
モブキャラから ヒントを貰ってイベントを進めたりするので
会話を聞くのが楽しかったです♪
イベントが進むとちゃんと 会話も変化するのが良かったですね。

タンスとかツボとか調べれたらもっと良かったのに!(。>Д<)

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「ワールドマップ移動が出来る」
紙芝居系が多くなったので
マップ移動が無く ワープ系がほとんどですね。
もしくは、1つの町を拠点にしたRPGとか。

世界を回ったり、町を回ったりして
久々に冒険してる!って気持ちになりました♪

RPG定番の空飛ぶ乗り物もちゃんと出てきます♪

でも「ルーラ」とか「リレミト」あったら便利だったと思うの(´・ω・`)
ラーミアとかマスタードラゴンは胸躍るけど
ルーラも欲しい!
そう!RPG好きは欲張りなのよ!

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開発スタッフさんの言葉が聞けるルーム。
結構古いゲームだと「スタッフルーム」とかが
用意されてる作品も沢山あったみたいですね。
初代ポケモンにこういうルームあったような・・・
クロノトリガーにもあったかな。

あえてドット絵にしてるのも粋ですねー


PS4版をプレイして思った事なのですが、
こちらの作品は携帯ゲーム機には向いてません。
ダンジョン内ではセーブポイントが少ないですし、
マップ移動も遅い、戦闘のテンポも遅いです。

外で移動中のプレイ、手軽にサクサク遊べるのに特価した
携帯版は制作陣があえて残した「不便さ」と相性がすこぶる悪い。
「いけにえと雪のセツナ」はどっしりテレビの前で座って
遊ぶタイプの作品です。



【シナリオ】
王道な内容です。
ただ、肉付けが足りなかった気がします。

ループ物、パラレル物、タイムトラベル物は
もう出尽くしてるので
大体 先読みが出来る内容なので
こういうテーマで物語を作る場合 やっぱり肉付けが大切ですね。

プレイヤーに考察の余地を与えてくれたと取るべきか、
設定が甘かったか
受け取り方次第ですね。

発売前にクロノトリガーみたいな「タイムトラベル物」と言われてましたが、
作中 時空移動をするような作品ではありません。


【不満】
良い所も悪い所もかなり目立つ作品。

キャラが多い割に掘り下げが足りない。
大鎌の男 フィデス、ラスボス直前で仲間になるのですが、
普通にクリアするだけだと一度も使わずに終わってしまいます。
復活させた意味とは・・・?

主人公エンド、私がサブイベントをプレイしなかったからかもですが、
仮面の一族について何も説明もありませんでした。


宿屋が無い
道具屋、武器屋があるのに 体力回復の宿屋がありません。
あたらしい村に着いたーやったー!ヽ(^◇^*)/

ってなっても 
入った村を一旦出て、外で「テントを張って」寝るという奇行に走る事に・・・

RPGなんだから宿に泊まらせて下さいよ
お願いします・・・

後半のボスがライフ0時点でダメージ当てるパターンが多すぎて
芸が無い様に見える。



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色々 不満点も挙げましたが、
私は次回作でもPS4で出るならば 買いたいと思ってます。

1作目、新規IPプロジェクトという点で評価をしたいのと
ちょっとベクトルを間違えてしまったけれども
古き良きRPGを復活させたいという 姿勢は好感が持てます。


以下ネタバレ気味なので畳みます。











【シナリオ】
上記で肉付けが足りないシナリオと書いてますが、
終わり方が好きでした。

エンドとセツナの出会いのシーンを再現し、
再び 剣を振り下ろすか、振り下ろさないかの選択肢が出て来たのも良かったです。

あれだけラスボス対峙前に
仲間たちの絆とか育んで来たのに
最後 輪廻の闇を取り込んでエンドに殺してくれとお願いしたセツナは
ある意味 仲間の気持ちを裏切ってる様に見えました。

エンドもどんな気持ちで剣を振り下ろしたのでしょうかね。
ヨミも本当の事をセツナに告げる事無く物語も終わりました。

「いけにえの一行」として旅をしてますが、
ヨミはどんな気持ちで自分の娘の旅を成就させるつもりだったのでしょう?
何が何でも 旅を成功させる、と言ってましたが、

成功させる=いけにえになって命を落とす

ですよね?

この世界の住人の感覚のズレが気になりました。
次回作はもうちょっと キャラの掘り下げと
シナリオを練って出して欲しいです(*´ω`*)
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