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ニル・アドミラリの天秤 帝都幻惑綺譚

2016.05.28 Sat
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「ニル・アドミラリの天秤」の感想です

実はこの作品はタイトルロゴに一目ぼれして予約購入ました!
イラストも色合いも柔らかで凄い好みでしたー

予約して大分経った後に
ライターさんが「プリンセス・アーサー」「戦場の円舞曲」と同じと知って
ちょっと身構えましたw

イラストレーターの方もディアラバの方だとは知らなかったです。
というか、塗りのタッチが違うと印象も大分違うんですねーw(゜0゜ )w

皆さん本当にお詳しいですね!
私の悪い癖は購入を確定した作品はあまり調べないので
まったく乙女ゲーは誰が関わってるとか あまり分からないです・・・

一般ゲーだったら なんとなく入ってくるんですけどもねw
tenbin1.jpg
一目ぼれで予約したものの、
通常版ですー。

実は今回の作品 感想がとても書きづらいです。
クリアしたはずなのに。読み飛ばしも無かったはずなのに、
どういう作品だったか記憶にあまり残ってません。

詰まらない訳では無いのですが、
特に面白いとも思わない。なんか無味無臭なモヤモヤとしてスッキリしません。


【システム】
ノベル系の乙女ゲー。
特にこちらは特筆する事も無いです。

ただ、面倒なトロフィーありです。
「短編小説」集めで 弟ヒタキに解放条件が
隠しルートの「汚れたシャツ」(題名うろ覚え)の選択肢を選ぶと解放されます。

あと一つなのに埋まらなくてグルグルグルグルしてました。

攻略制限ありです。
メインヒーローである隼人は5人攻略した後で無いと解放されません。
隠しルートも存在しますが、ほぼ隼人ルートだったのが残念です。


【シナリオ】
大正時代が舞台設定という事なのですが、
あくまで「大正風味」であり 細かい設定や作りこみなどありません。

個人的には「蝶の毒」みたいに
「お姫さん」という言葉を「おひいさん」って呼んで欲しかった!

あの当時ああいう呼び方をしてたのか分からないのですが、
独特な雰囲気を醸し出してて好きでした。

当時の時代背景に全然詳しくはありませんが、
細かい所も拘って作り込んで欲しかったです。

折角レトロで落ち着いた色合いの作品なのに
ちょっともったいないなーって思いました。

大まかなシナリオに関しては
もうちょっと 整合性を大事にして欲しかったです。

それは「カラス」の存在と「ヒタキに影響を与えてしまった黒幕」
攻略制限を作ったわりには カラスについて革新的な事に触れる訳でも無く。
隠しキャラをクリアした後はカラスの存在意義とは??ってなりました。
クリアしてもスッキリしないというか、
物語に一貫性が無いと感じてしまいました。

フォロワーさんもおっしゃってたのですが、
ニルアドは官能的、艶やかさ、色っぽさというよりは
「エロい」という言葉が適切です。

オトメイトにとって今作は挑戦であり、
プレイヤーさんの反応によって
こういう直接的な表現の作品が増えるのかもしれませんね。

ニルアドの恋愛シーンで感じた事は
「シチュエーションCD」っぽいです。
即席ラーメンっぽいというか。

シチュCDはシチュCDでとても楽しいんですよ
ラブラブチュッチュして 短時間で甘い台詞とかシーンが凝縮されてて
手っ取り早く堪能出来ます。
シチュCD好き(ただし、好きな声優さんに限る)!いやっほーい!(*´ω`*)

ただ、
乙女ゲーでは もうちょっと丁寧に書いて欲しいというのが本音。
特に 色っぽい展開とか がっつき過ぎるとチープに感じてしまい
萌えるより冷めてしまいます・・・。

シナリオ展開も大きな山場も無く緊張感がありません。
ヒロインのツグミは 実家でも職場のフクロウでもチヤホヤされ
ずっと優しい人達に囲まれてるので
彼女の奮闘だとか葛藤だとか成長があまり描かれておりません。



ネタバレも含むので畳みます。


【キャラクター】
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主人公のツグミちゃん。
世間知らずの箱入り娘さん。
このライターさんって甘い考えを持ってる女の子多いですよね・・・。

私の攻略順は
①紫鶴
②翡翠
③昌吾
④滉
⑤累
⑥隼人
(+隠しルート)

この作品のキャラって読みにくいキャラばかりだなーって思いました。
shizuru_m.jpg
紫鶴さん。

お色気担当。
終始 稀モノを持ってて犯行に及んでるんじゃないかと疑われてて
犯人では無かったけど結局やっぱり 稀モノ持ってましたーというオチ。

個人的には「実は稀モノを持ってた」って展開は蛇足のように思えました。
というか、必要?

疑い晴れてめでたしめでたしじゃ駄目だったの?

恋愛は お色気担当キャラに良くある
ヒロインをその気にさせて後に 付かず離れずな距離感を作り
ヤキモキさせるズルイ大人のパターン。

hisui_m.jpg
翡翠くん。
年下系。

母親が遊女だった事や、育った環境のせいで
性に関して異常に嫌悪感を抱いてて 
「あぁ、こじらせてるなー」って思いましたw

ツグミに対して「誰も好きにならないで下さい」と
年下ならでは の身勝手な部分を表現したのかな?

やっぱ年下系のキャラは苦手でした。

四木沼 薔子が百舌山を毒殺するシーンは
累ルート繋がってて面白かったです。

shogo_m.jpg
昌吾
ツンデレくん。

なんかルートの冒頭でツグミのモノローグで
彼は彼女の想像を超える重い物を抱えてたみたいな事が書かれてたのですが、
そんなに重い展開あったっけ?ってなりました。

雉子谷さんが何故か裏切るルート。
他のルートで別にそういう展開も無く途中ルートで布石も無いので
裏切り展開は必要だったのかな??

ニルアドの中では恋愛過程がしっかりしてるように思いました。

akira_m.jpg

無口クールキャラ。

実は カラスの内通者だったというルート。
うん、他のルートでは全く彼の正体は読めなかった。
というのも他のルートで内通者だったという設定が活かされてなかった。

その設定必要でした??

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実は一番狙ってたキャラです。

彼のルートだけ 「カグツチ」という学生革命組織みたいなのが出てきます。
他のルートでも「本を燃やす事件」はあるものの、
あまり触れられないです・・・。

まぁ、窃盗や暴力事件は良くないですが、
「本を燃やすこと」自体そこまで 咎められることなのでしょうか?

出来れば組織のリーダーとしての累じゃなく
好青年のままが良かったなーって思いました。

恋愛も一目惚れ展開。
真っ向勝負で告白したのは好感が持てました。

薔子さん なんで百舌山と??
もうちょっと その辺りを詳しく掘り下げて欲しかった。

hayato_m.jpg
隼人
一目惚れ君その2。

ごめん。
カラスとか四木沼 喬とかどうなった??




私、攻略対象ではありませんが、
杙梛さんが好きです(*´ω`*)
あなたを攻略したかった・・・・!


【不満】
多分 基本的にライターさんが合わなかったんでしょうね。
「・・・・・・っ」は減ったのですが、
物語の繋がりとか整合性とか気になってしまいました。

プリアサと戦ワルではオマケも充実してたのですが、
ニルアドは少なかったです。
ライターさんは同じでも 開発チームが違うんでしょうかね?

上記にも書きましたが、ルート別に設定がブツ切りなので
上手く混ざってなく 粒立ってるといか、
粉物を混ぜてる時にダマになってる感覚。

キャラクターそれぞれに特徴や秘密とかあっても
別ルートでその片鱗を見せる事が無いので
まったく活かされてない。

カラスが絡まないルートもあるからかもですが、
カラスやナハティガルの説明台詞が絡んでるルートでまったく同じ。
共通ルートでまとめてくれよ、って思ったんですけど
絡まないルートもあるから 共通に入れられなかったんだろうな(´・ω・`)

せっかく可愛いイラストなのに
ヒロイン、攻略対象の顔が隠れてるスチルが多数。
あと似たような構図のスチルも多数あるのでデジャヴ感満載でした。
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上記にも書いてありますとおり、
つまらなくは無いけども 面白くも無い。
クリアした後に印象に残りませんでした。

杙梛さんは好きでした!!
なので惜しい!非常に惜しい!

グッズ展開も速いですし、
作品展開も約束されてるエリートコースなんだろうなって思いました。
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