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鏡界の白雪

2016.06.25 Sat
kiyokainoshirayuki.jpg
「鏡界の白雪」の感想です。

絵も癖がありますし、
作品のコンセプトに惹かれた訳でも無く
完全に声優さん目当てでの購入です。

多分この絵で購入を控えてしまってる方もいらっしゃるかと思います。
「プレイして絵が気にならなくなった」とか
「世界観に合ってる」と割とハマった方には好評みたいなのですが、
ごめんなさい。私には最後まで馴染みませんでした。

こちらの作品を予約して購入されてる方は
元々良い印象を抱いてる方が多いのでは無いかなー?
と予想してます。


私には印象が上がったり下がったりまた上がったりと複雑でした。


【システム】
ノベルゲー。

共通ルートは短め。
1時間位で個別ルートへ行けます。
個別ルートも 割と短め(初回3~4時間位)で割りとコンパクトです。

クリア後にチャプターからジャンプが出来、
好感度や罪罰などの高い低い設定から再開出来るので
バッドエンドやアナザーエンドの回収は快適です!

ノベルゲーってシナリオ回収の時間が地味に掛かるので
こういう親切設計な部分は好感が持てます!

効果音も鏡が割れる音が設定されてて細かくて
開発側の気配りを感じます。

攻略制限ありです。

オマケの八白ラジオが大好きです!(*´∇`*)
本編に色々思う所もあり、
色々モヤモヤしてて こちらの作品を知り合いとかに
お譲りしようかなって思ってたのですが、
オマケのラジオで手元に残そうと思いました。

なので、私にとっては
鏡界は 本編<オマケです。

本編では絡まなかったキャラ同士の会話が
面白い!楽しい!声出して笑いました♪


【シナリオ】
こういう絵柄の作品だからこそ
シナリオで勝負してるのかな?と思いきや
キャラゲー、雰囲気ゲーです。

フルコンしても所々気になった所が解決する訳でも無く、
謎が謎のままの部分も多いです。

そもそも初回からプレイして何故「罪罰」システムが
入ってるのか分からないまま進むので
深い事は考えず雰囲気を楽しむタイプの乙女ゲーです。

作品のコンセプトは心の奥に潜む「狂気」だったりするのですが、
狂気というほど狂気では無いのが拍子抜けでした。

DODシリーズ、ニーアもしくは
Dies Iraeなどにも出て来るレベルの狂気を期待してました。

乙女ゲーという媒体を考えたら そういう突き抜けた狂気をテーマにしたら
引いてしまうと思うのでしょうが、
もうちょっと冒険して欲しかったかな。

最初の3~4人までは普通に楽しめてたのですが、
似たような展開やパターンが多く途中で飽きてしまいました。

いつもは目当てのキャラは最後に取っておくのですが、
早々に目当てキャラを攻略すれば良かったと、初めて後悔しました。

恋愛描写の地の文も
もうちょっと細かければ私はハマれたかもしれない。




ちょっと長くなるので畳みます。






【キャラクター】
ヒロインの未白はルートによって好きになれ無かったです。

私の攻略順は
①心条無月
②混堂優等
③欠屋左慈
④墨府刺君
⑤善野世裏
⑥在間 虚
⑦王崎 眞記
⑧組島壊音
です。

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無月ちゃん。

オネェ口調だけど、キャラ作りの為のなんちゃってオネェ。
個人的には 無月さんには男として未白ちゃんと恋愛へ発展するよりも
女友達ルートみたいなノリの方が好みだったかなー。

恋愛方向へ進む事に勿体ないなーって思いが強くなりましたw

交番組、骨董品組よりも大学組の組み合わせが好きなのは
無月さんが居たから!!

無月さんの居ない、登場しないルートは味気なくて寂しかったです・・・(。>д<)
恋愛では萌えなかったけども、
好きなキャラでした!

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優等先生。

昨今色んなタイプのヤンデレが出てくるので、
新鮮さとかインパクトが無くなってしまったのが残念。

このルートで一番面白いと感じたシーンは
未白の課題を選ぶシーンで「ラプンツェル」とか別の作品を
頭の中で選ぼうとしてるのに何故か「白雪姫」を口にしてしまった所。

それからバイト先で明らかに優等先生なのに
何故か未白が「優等先生のそっくりさん」と思い込んでしまった所。

こういうキャラが感じる違和感やズレは程好い緊張感を生んで
真相知りたいなって思わせてくれました。

が、
真相ルートでも特に解明される事も無かった様な?


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左慈。

ごめん。君、無理です。

幼い頃から母の愛情を知らない故に
女性関係にだらしなくなる男性を「可哀想」とか「癒してあげたい」とか
全く思えません。

動物園へ行く約束をしてて
未白が別の男と会話してるのに嫉妬し、拗ねて
結局 動物園へは行かずに 家へ帰ってしまうシーンって
アレ萌える場面なのですか?

左慈ルートのヒロインが好きになれませんでした。
左慈に流されるままになる未白には本人の意思が無い様に見えて
終始不快でした。


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刺君。

恋愛部分では作品の中では割と丁寧でした。
正直 刺君ルートのシナリオ内容より
ヒロインとのほのぼのとした やり取りを眺めてる方が楽しかったです。

彫り師なのに立ち絵とかを見る限り彫り物が写ってないのが違和感ありました。
もうちょっと 彫り物についても 詳しくシナリオに混ぜて欲しかったな。


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世裏さん。

ぶっちゃけ世裏さんは「なんちゃって狂気」の中でも一番狂気から遠い存在です。
こちらのシナリオで残念だなーって思ったのは
弓人さんの存在。

世裏さんと未白ちゃんの恋愛を成立させる為に
犯罪者に仕立て上げられてしまい
気持ちがモヤモヤ。

ticon_utsuro.jpg
虚。

真相ルート一部。
未白と女王が分裂した際に「本当の虚」が奪われてしまいました。
?!(・◇・;)?


実は未白の事故の現場に居たとか、
出会ってたという下りはベタですが、
割と好きな設定です。

多重人格が色々忙しくて恋愛は楽しめませんでした。

ticon_maki.jpg
眞記。

狂言回し的な存在。
他のルートで手を貸したり邪魔をしたりと
行動が読めない存在。

双子の片割れが生まれなかったから
眞記が不完全な存在になってしまい 歪めてしまったという設定ですが

双子の片割れしか生まれない事って割とある事だと思うのですが、
それが原因で人が歪むならば世の中眞記さんだらけだよ。

ticon_kaine.jpg
壊音。

杉山さんが演じるキャラという訳で
目当てのキャラでした。

なのですが、
8人の攻略対象を経てヘロヘロになってしまい萌える余裕が無くなってしまいました。
早めに攻略すれば良かったと後悔してます。
出来れば左慈ルート前に。

実はこちらのルートでも
ヒロインの未白があまり好きになれなかったので、
いまいちカプ萌えは出来ませんでした。

でも普通に壊音は可愛かったです。
見た目がFateの士郎に見えて仕方が無かったw

落ち着いたらルートプレイし直してみようかと思ってます。


【不満】
「――っ」

なんか 小さい「つ」を使う表現を多用するのって流行ってるんですかねー・・・
キャラクターが息を飲む描写として使うのは効果的だとは思うのですが、
あまりに多用し過ぎると 目に付いてしまいます。


攻略対象の人数。

「白雪姫」をなぞらえて 7人の小人+王子と数合わせをしたのでしょうが、
個人的には中だるみの原因になりました。

キャラによって被ってる設定もあるので
(「無月」と「虚」、「優等」と「左慈」など大きい括りで似てます)
キャラを数人に絞った方が良かった気がします。


シナリオ・設定
あえて 癖に強い絵師さんを起用してるのだから
もうちょっと 練って欲しかったです。

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正直 本編は途中で飽きてしまったのですが、
上記でも書きました通り オマケがもの凄く楽しかったです。


好きな人には好きな作品だと思います。
残念ながら私の好みにはハマら無かったです。
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