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大正×対称アリス all in one 「epilogue」

2016.10.15 Sat
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大正×対称アリス all in one 「epilogue」の感想です!

EpIの感想記事はこちら
EpIIの感想記事はこちら
EpIIIの感想記事はこちら
前回 この世界の謎が明かされ
今作は風呂敷を畳む回。

物語全体を見て ノベルゲーでは面白いけど
やっぱり乙女ゲーとして 受け入れられない部分も沢山あり
最後まで 合う合わないが激しく分かれる作品だなと感じました。

一人の攻略対象、特定のカップル萌えの方には
割と辛い シナリオ展開だと思います。

このシリーズはキャラ萌えとシナリオを切り離して
楽しむ事が出来たので、
私にとっての第二の華アワセにならなくて良かったなと思いました。

何度か別の作品の記事でも書いているのですが、
必要以上にキャラクターに愛着持ってしまうと
真相ルートの為に 他のキャラやルートを踏み台にしてしまう
作品はどんなに内容が面白くても 好きになれないのです。

対アリは キャラクターに魅力は感じますし、好きなのですが、
丁度良い距離を保てたから シナリオに集中出来ました。


【システム】
前回と同じ。
ルートは一つのみ。

Ep1~Ep3までのシナリオを集約させた作品です。
各Epの後日談も交えているので
一つのエピソードに思い入れのある方には
辛いかもです。

グランドエンド、
グッドエンド、
バッドエンドが存在。

バッドエンドはともかく
グランドエンドとグッドエンドの内容に大差無いのが残念。

クリア後に現実世界の百合花視点が見れるエピソードが解放されます。
百合花の行動の真意が知れるのは面白かったのですが、
結局彼女の行動が原因で アリステア、
グレーテルや魔法使いを傷つけてしまった事には変わりは無いので
共感は出来なかったかな。

乙女ゲーのヒロインなのに
百合花が黒幕、ラスボス臭がするんですよね。
全部 彼女の思惑通りに事が運ばれてるので
最後まで 彼女に対して怖いという印象は拭えませんでした。





※ネタバレを含みますので畳みます※








【シナリオ/キャラクター】
yurikataiari180_00.jpg
前回で真相を知った時点で
Ep1~3そしてエピローグに登場する ありすちゃんは
夢の住人という事は分かったのですが、
まさか今まで出て来たエピソードの出来事が
現実世界に起こった事を投影してるとは思いませんでした。

多少は現実世界とリンクしてるとは思いましたが、
一番私が ドン引きした Ep2のグレーテルルートの
ありすの行動が現実世界でも起こしてたと知った時は
割とショックでした。
あの世界の中で完結して欲しい設定でした・・・。

疑問だったのは
Ep3で魔法使いさんが確かに
百合花と「心は繋がらないけど体は繋がれた」と言ってたのに
アナザーエピソードで 「アリステアが誤解した」設定になってて
混乱。(´・ω・`)

アリステアの他の人格もアリステアの一部だから
全ての人格の事が好きで、そして同時に全員を救ってあげたいから
夢の世界で自分を分割して愛情をあげるという
一見 慈悲深いように見えるけど
とんでも無い独占欲です。

同じ体でも別人格だから 気移りしてる様にも見えるので
私には やっぱり彼女が 一番歪に見えました。

ありすちゃんの事は好きなのですが、
時々見せる異常性は正直怖かったです。

間接的に全ての人格と結ばれる事が出来て
主人格であり本命のアリステアと結ばれる事が出来るので
彼女の大勝利で この物語は終わります。

alicetaiari180_07.jpg
対アリはアリステアの半生を振り返る物語であり、
他のルートは彼を救う為に用意された物でした。

物語的には アリステアを応援すべきなのでしょうが、
私はアリス君の方が好きでした。

ポンポン次から次に出てくる言葉も面白かったですし、
彼の罵詈雑言も楽しかった!

「時計を持った白兎」との追いかけっこのやり取りは
声出して笑いましたし
ありすちゃんと アリス君の会話のやり取りが一番好きでした!

乙女ゲーなのに「淫乱あばずれクソビッチ」って
言葉を何度も聞くとは思わなかったよw

Ep1~3の後日談(他の人格と結ばれた後の様子)を体験して
アリステアを救う為に奮闘する 物語展開は正直 寂しかったです。

他の人格達にコレは現実では無く夢であると突きつけ
それでも「現実の百合花より 夢の中の思い出を共有してる百合花の方が好き」と
言い切った彼らの言葉は 乙女ゲーの中で新鮮でした。

魔法使いさんルートでも感じた事で
大体の乙女ゲーって 
どんな世界線のヒロインでも好き、ヒロインの全てが好き」という展開が
ほとんどで 攻略対象がヒロインのシチュエーションに限定的なのは
珍しくて 新鮮だなって感じました。

そして、
このエピローグで一番可哀想なのは魔法使いさんですね。
最後の最後まで彼だけは 現実世界の百合花の事が好きで
望んで 夢の世界にとどまった訳では無いですし、
そう考えると 彼の愛を受ける事も無く
彼の相棒となった 黒猫百合花も 哀れです。


【不満】
上記にも書きましたが、
グランドエンドとグッドエンドの内容が大差無い事ですかね。

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フルコンプをして、
色々考え深いです。

何度も書いてますが、
こちらの作品は乙女ゲーとしては 楽しむ事は出来ないですが、
ノベルゲーのシナリオとして 面白かったですし、
あれこれ考えを巡らせるのも楽しかったです♪

キャラクターも魅力的ですし、
音楽も世界観に合ってて素敵です。

真相や結末を知った今
また 最初からプレイをしたら それぞれの
エピソードの感じ方も変わってくると思うので
時間に余裕が出来たら いつか再プレイしてみようかな・・・


対アリはお気に入りの作品になりました♪
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