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灰鷹のサイケデリカ

2016.11.26 Sat
haitaka01.jpg
「灰鷹のサイケデリカ」の感想ですー
前作の黒蝶が楽しめたので、シリーズ続編の
灰鷹も購入いたしました♪

普段はあまりFDとか乙女ゲーの続編などは購入しないのですが、
やっぱり前作の文章内容がオトメイト作品の中でレベルが高く
とても楽しく読めてシリーズの応援がしたかったので
予約致しました♪

前作 黒蝶のサイケデリカの感想記事はこちら

前作はクローズドサークルミステリーなのに対し
今作は RPG風ファンタジーの様な世界観です。

色々粗はありましたが、
楽しかったですヽ(*´ω`*)ノ


【システム】
ノベルゲーです。
恋愛要素はほぼ無いと思った方が良いです。
私はサイケデリカシリーズには恋愛はあまり恋愛を
期待してなく、シナリオ目当てだったので
乙女ゲーを求めてる方には向かない作品かもです。

私は久々に読んでて楽しい作品に出会えてとても楽しかったです♪

前作には簡単なシューティング要素はありましたが、
今作は廃止、代わりにNPCとの会話で街の記憶(ポイント)を集める事になります。

正直インタビューは面倒でしたが、シューティングをプレイするよりは
個人的にはマシだと思いました。

今作は共通ルートがとても長いです
本来なら個別ルートで起こるべき恋愛絡みのイベントも共通で起こるので
割りとハラハラさせられました。

攻略対象だと思ってたキャラが実は攻略対象では無かったという
まさかの展開!

これは制作側のミスリード??

シナリオ展開を重視する為か
正規ルート以外のエンディングはメリーバッドです。
キャラに思い入れが強い方や特定のキャラが好きな場合は
プレイヤー側が報われないと思うので注意が必要かもです。


黒蝶のサイケデリカと比べ
若干ボリュームは増した様な気がします。
前作はその気になれば一日でクリア出来る位ですが、
今作は2日~3日位かかります。

前作同様フローチャート形式なので
攻略も楽ですし、トロフィーも面倒なのが無いので
シナリオに集中する事が出来ます。


一応 前作未プレイでも 楽しめるかと思いますが、
100%楽しむには 黒蝶をプレイした方が良いです。
OP映像でも匂わせてますし、
そこが 個人的にマイナスポイントです。

シナリオ構成も黒蝶の方が全体的に締まってる印象。
遊んでて凄く楽しかったのですが、
チラホラと 頭を傾げたくなる箇所が存在します。
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本当に上記にも書きましたが、
久々に読んでて楽しい作品に巡り合ったと思ってます(*´ω`人)
最近のオトメイトさんの力を入れて制作された作品、
展開が約束された作品は 面白いと感じはしても あまり楽しくは無かったので
灰鷹はワーキャー言いながらプレイしました♪

もちろん乙女ゲーとしては成立していないシナリオ展開なので
乙女ゲーを求めてる方にはお勧め出来ません。

最近 楽しかった乙女ゲーは乙女ゲーとして機能してない作品ばかりな気がします。



※ネタバレを含むので畳みます※









【シナリオ/キャラクター】
haitaka_jed_thum.jpg
今作のヒロイン ジェド/エアル
ボーイイッシュなサッパリとした性格な子です。

女の子の恰好が出来る事に戸惑い喜ぶ姿を読んでてとても楽しかった♪
男の子っぽい女の子が恋愛で女性らしくなっていく展開は好きです♪

とても良い子なのですが、
人間臭いドロドロした感情も描写されており
プレイヤーの好みが分かれるそうですが、
自分の正義を押し付けるキャラが一番嫌いなので
私は逆にそこが好感度があがりました。

せっかく本名の女の子の名前があるのに
キャラにはほとんど「エアル」とは読んでくれません。

見た目は少年姿だから 仕方が無いとはいえ
スチルが若干 BLに見えちゃうのが残念。

共通ルートから他のキャラとの恋愛イベントが絡んでくるから
色んな男性とあっちこっち フラフラしてる様に見えちゃうのも残念かな。
私は特定の気になるキャラが居たわけでは無いので
この事に関してはあまり拒絶反応は 起きなかったです。


haitaka_lavan_thum.jpg
ラヴァン
包容力たっぷりの お兄ちゃん。

ジェドの正体に気づいてる事が チラホラ描写されてるので
灰鷹の中では一番恋愛展開を期待してたのに、
(ラヴァンに限った話しでは無い)
サイケデリカに閉じ込められてる事実は変わらないから
結局は 現実逃避のメリーバッド。

ラヴァンに関してはジェドが女の子であるという事を
隠してた時期が一番楽しかった。

彼は分かってるのにあえて 見ないふり、知らないふりをしつつ
ジェドに迫ったりする所が とてもズルいw


haitaka_levi_thum.jpg
レビ
やんちゃなお兄ちゃん。

フランシスカの彼への扱いが不思議でした。
最初は事故だったとはいえ
自分の利益の為に自分の息子の手を汚させてた意図が
描写されて無いので もうちょっと そこら辺は掘り下げて欲しかったです。

その他にもあんな愛憎劇を繰り広げたのにも関わらず
憎んだ相手の子供、ジェドを育てようと思った経緯も良く分からずじまい。
ジェドを育てた事によって フランシスカが改心したのかというと
レビの件があるから そういう訳でも無く・・・。

彼は犯した罪を償う為 ジェドと共に追放エンド。
サイケデリカ内の出来事で結局はメリーバッドな展開とはいえ
その中でも もうちょっと恋愛的に報われるエンドも
用意してくれても良かったんじゃないかな?


haitaka_lugus_thum.jpg
ルーガス
最初は無いなーと思ってたのですが、
マスカレードで ジェド(エアル)に真っすぐに
想いを伝えた場面でコロっと行ってしまいましたw

なんという王子様展開・・・・!

ルーガスエンドでは軟禁エンド。
ジェドが死んだ事になってるから 外に出られずメリーバッド。
外に出られないからか、足の筋力が落ちてる描写もあり
それでも幸せそうな二人が なんとも やるせない・・・。

彼はメイン攻略対象なので正規エンドで最終的に
ジェドが彼を選ぶ事になります。

サイケデリカを解放する為に 自分を殺してくれる相手が
たまたまルーガスだったから 彼を選んだ様にしか見えず
片思いの様でとても切なかった。

ルーガスさんも好きだよ!!

正規ルートエンドで不満が。
黒蝶は現代の日本が絡んだ世界。
灰鷹はファンタジー世界。

私は淡い繋がりがあっても問題は無いと思ったのですが、
正規エンドでは現代の日本が舞台になり、
前作のヒロインも出てきたりと
完全に繋がってた 展開に ちょっと萎えました。

黒蝶は黒蝶の、
灰鷹は灰鷹の世界で完結して欲しかったです。


haitaka_hugh_thum.jpg
ヒュー
彼のメタ発言が楽しかった!

3章で分岐するルートで彼は 
あえて「ヒュー」では無く「アッシュ」と名乗ったのに
ジェドに「呼びやすい名前で呼んでも良い」と
読み手の認識のズレを利用したメタ発言はとても楽しい!

ただEVER17の様なブリックヴィンケルさん的な展開も無かったのが残念。


haitaka_usagi.png
ウサギさん!!(* ´ ▽ ` *)
彼女は今作の一番の癒しです♪
本当に可愛い♪

彼女が登場する度にどんな動きをするのか
ソワソワワクワクしましたw

もふりたい!(*´ω`人)


haitaka_elric_thum.jpg
haitaka_lawrence_thum.jpg
エルリックロレンス
ウサギの存在も含め

黒蝶をプレイしてれば彼らが誰なのか気づきます。

ただ、どうして別のサイケデリカに閉じ込められてるのか
どうしてエルリックだけ記憶を継承してないのが説明が無い。

黒蝶でも輪廻転生してる様な描写がされてるのに何故?
彼らの存在ははファンサービスなのかな?

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色々不満点はあるものの、
とても楽しく読む事が出来き
黒蝶と灰鷹どちらも 大切にしていきたいです♪


オトメイトさん、
今後文章に力入れた作品が増える事を願います♪
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