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悠久のティアブレイド -Lost Chronicle-

2016.12.17 Sat
tierblade01.jpg
「悠久のティアブレイド -Lost Chronicle-」の感想です。

灰鷹のサイケデリカ」が久しぶりに楽しめた乙女ゲーだったので
この波に乗ろう!と思い、
評判の良いティアブレイドにも手を出してみましたー

オトメイトさんの作品、
乙女ゲー作品の中では SFの設定がとても凝ってて
世界観もしっかりしてる 数少ない作品だと思います。

SF好きとしては面白く読ませて頂いたのですが、
灰鷹みたいな読んでて楽しい!という気持ちにはならなかったのが残念です。

それは地の文や文体の好みだと思うので、
作品自体は とても良作だと思います!


【システム】
ノベルゲー。
めんどくさいミニゲーなども無いのが良い!

SF設定重視で恋愛要素は薄目なので
がっつりと甘々な乙女ゲーをプレイしたい方には向かない作品。


「ゼノギアス」や手塚治虫さんの「火の鳥」、
新井素子さんの「チグリスとユーフラテス」
オルダス・ハクスリーの「すばらしい新世界」を
それぞれ混ぜて割った様な作品です。

これらの作品が好きな方であれば
楽しめるかと思います♪



※ネタバレを含むので畳みます※









ゼノギアス
ロボット物なのはもちろん
ソラリス帝国などの住民の階級制度や
カレルレンのナノマシン延命処置や輪廻転生など。
ティアブレイドをプレイ済みの方でゼノギアス未プレイでしたら
是非とも手に取って頂きたい。

古い作品で若干システム回りが不親切で
遊びにくいですが、私は今でも好きな作品です。


火の鳥
疑似人類で再構築、文明の発達の手助けの為に
ロウ達が見守っていく下りは
火の鳥の「未来編」を読んだ時の虚無感と似てました。


チグリスとユーフラテス
少女の様な老婆が一人で取り残される描写など
個人的には 怖さを感じさせる作品。


すばらしい新世界
どちらかというとディストピアなのですが、
ティアブレイドの疑似人類たちが工場で生まれて
出来の良し悪しで 階級が決まる所などが
「すばらしい新世界」を彷彿とさせました。

まぁ、根本的に違うのは
「すばらしき新世界」はわざと 出来の悪い子供を生み出して
労働者を作り上げてたんですけどね・・・


【シナリオ/キャラクター】
ヒロインのイヴは 地雷になるルートありでした。
過去のイヴと現代のイヴなど
実際は同一人物なのですが、性格や記憶の関係で
完全に別人扱いなので 実質ダブルヒロイン物。

ロウルートなんて完全に過去のイヴと入れ替わってしまって
今までプレイヤーが見て来たイヴはクレイドルの体にデータを移されてしまって
扱いが酷いな・・・って感じました。

過去のイヴの高圧的な態度や
病んでしまう所は見ててあまり気持ちいい物でもありませんでした・・・。

お兄さんのギルが一番お気に入りです(*´ω`人)
ヒロインの兄じゃなければ 攻略したかった!!
関俊彦さんの声かっこいいですね♪


tierblade_i01.jpg
シュド
疑似人類くん。

このルートで地上の人類は全員
疑似人類であるという事が判明するルート。
あれ?繁殖能力あるのに 工場生まれがふつうなの??


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アタルヴァ
ロウのクローン。

クローンであっても姿形が違うという
設定はリアルで良かったです。
実際にクローンを作りだしても 
オリジナルの見た目そのままコピー出来る訳じゃないらしいですしね。

二次元だとクローン物だと 
見た目そのままコピー設定が多いので
兄や弟たちが「ロウとちょっと似てる」程度レベルなのが良かったです。


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ヤジュル
掻き乱し役。
なんか 人類滅亡に加担した同期が在り来たり過ぎて
ちょっと 残念。

個人的には髪の毛を纏めた方が好みでした♪


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ロウ
他のルートでの彼がとても不憫。
イヴに拒否られてる姿とか 本当に可哀想でした。

上記にも書きましたが、
ヒロイン入れ替わりは若干地雷でしたが、
彼が再びイヴと出会えたのは 良かったですし、
一番 しっくりするカップルだと感じました。

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クレイドル
攻略ルートで一粒で二度おいしいキャラw

青年か少年姿選べるってどんな反則?!w

イヴの記憶のオーバーフローを阻止するべく
奮闘するロボット君の健気さが素敵でした。

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ティアブレイド面白かったです!
けど、ハマるほどでは無かったのが残念(。>Д<)

SF世界の設定などとても細やかで
他の乙女ゲー作品も 見習ってほしい位です。
恋愛重視で なんちゃってSFになりガチなのを
あえて 設定重視に作られてるのがとても好感が持てます。

気になる方は手にとってみては如何でしょうか?
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