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絶対階級学園-Eden with roses and phantasm-

2016.12.24 Sat
zettaikaikiyu.jpg
「絶対階級学園」VITA版の感想です♪

PC版が出ていた頃から気になってはいたのですが、
あまりPCでゲームはしたく無い性質なので
VITA移植版をずっと待ってました♪

ツイッターのフォロワーさん達が悶え苦しみながらプレイされてるのを
見て来たので 購入しても腰が重くてなかなか始められませんでしたw

実際プレイしてみて
心抉られ、うわべだけの人間関係にハラハラしたりと
久しぶりに刺激的な乙女ゲーに出会いましたw

絶対階級のイラストレーターさんは
(他社ですが)Operettaさんの
その愛は病にいたる
淫惑の箱庭
青の嗜虐 緑の被虐
のイラストを担当された 和田ペコさん!(*´ω`人)
凄く綺麗で私の好みです♪




【システム】
ノベル系乙女ゲー。
地の文あり。ヒロインのデフォ呼び無しです。

薔薇:バッドエンドよりのハッピーエンド
石ころ:もやもやするハッピーエンド)
真相:石ころルートの続き
などの三種類のエンディングが用意されてます。

個別ルートはちゃんとありますし、
キャラクターそれぞれの真相の内容は違いますが、
大まかな流れは同じなので 若干金太郎飴です。

プロトタイプさんお馴染みの「次の選択しまでスキップ」は
とても便利なので周回プレイはとても楽です。
オトメイトさん始め他の乙女ゲーメーカーさんも
是非とも導入して欲しいシステムです(*°▽°*)

トロフィーも面倒なのが無く
シナリオに集中出来るのでとても良いですね♪


【シナリオ】
ヒロインや攻略対象が虐げられたリ、
逆に虐げたりと理不尽なイベントが続きます。

童話の「シンデレラ」みたいな
ドロドロとした物が大丈夫な方じゃない限り
プレイは辛い物になります。

実際 私や仲良くさせて頂いてる方々は
かなり苦しみながら 進めました(´ω`;)
ボタンを押すのが辛い!

けど、ここまで心をかき乱された刺激的な乙女ゲーも
久しぶりに触れる事が出来たので
過程はどうあれ プレイして良かったです♪

それから個々の攻略対象に
真相ルートのヒントが散りばめられてるのですが、
感が良い人がすぐに気づくカラクリ。
でも、この情報の小出しの仕方が上手いと感じました。




※ネタバレ含むので畳みます※















【キャラクター】
zettaikaikiyu_neri.png
ヒロインの藤枝ネリちゃん。
共通ルートでは周囲の状況把握が出来ないドジな子
薔薇ルートではクズ化
石ころルートは前向き

ルートによってはかなり性格も印象も違います。
特に共通ルートはプレイヤーに階級制度を頭に叩き込む為か
何度も何度もネリがドジを踏んで 階級の説明を受けるので
とてもクドい。

全体的に流されやすいタイプなので
あまり印象は良くないです。

この流されやすい行動も薬のせい、だったらまだ
分かるのですが、彼女の場合は薬を抑制するお茶を飲んでたので
結局 ネリちゃんは自分が無い子なんだなって思いました。

私の攻略順は
①五十嵐 ハル
②七瀬 十矢
③加地 壱波
④鷹嶺 陸
⑤鷺ノ宮 レイ
の順でプレイしましたー♪
特に意識しないでなんとなくプレイ。


zettaikaikiyu_haru.png
五十嵐 ハル
気だるげな年下キャラ。
他のルートでもヒロインに冷静で的確なアドバイスも与えたりと
登場人物の中で精神的に大人な分類。


薔薇ルート:
階級違い、身分違いの恋愛でヒロインが疎外されていくルート。
ヒロインを想って離れて行き 絵を通して両想いが発覚するものの
ネリが薔薇階級に染まってしまってるので
未来は暗そうです。

「お世話係に任命すれば泣いて喜ぶかも」と期待してた彼女の
感性は狂ってますが、
ハルと一緒に居られた頃は 薔薇に染まる事も無かったので
一番 階級思想に抗ってたルートだと思いました。

石ころルート:
死にかけようが、石ころという階級は誰も助けてくれないという
事実を突きつけられるルート。

それでも献身的にハルを支えて
お互い寄り添ってる二人は微笑ましい。

研究施設の一部が垣間見えるルート。


zettaikaikiyu_toya.png
七瀬 十矢
破天荒なレジスタンスキャラ。
ヒロインがどんな階級でも気さくに話しかけてくるので
どのルートでも印象が良い。

薔薇ルート:
ネリが薔薇階級に溺れ依存してるルート。
十矢と良い感じに恋愛関係にもっていっても
結局 この関係のせいで地位が落ちても
「自分ひとりだけでも這い上がってみせる」と
野心に燃えてる姿は魔女みたいですね。

ネリの事は好きにはなれないけど
こういう悪女エンドは割と印象に残ってるので好きですw

石ころルート:
レイ(シュウ)がヒロインの制服を破り、
脅迫文を書いた事が判明するルート。


zettaikaikiyu_ichiha.png
加地 壱波
チャラい。
どのルートも好きになれませんでした(´Д`;

薔薇ルート:
ヒロインの「家族よりも加地が好きになってしまった」という告白が
彼のトラウマスイッチを作動させてしまったのか、
ネリを手に入れて他の女の子とラブラブイチャイチャ。

これは真相ルートで自分の母親が家族よりも男を優先させてしまった事と
重ねてしまって ヒロインから離れてしまったんでしょうけど、

それが原因でネリは更に加地に依存し始め
薔薇階級の権力を使って彼に近づく女の子を脅して回ってる姿も哀れ。

一応「ハッピーエンド」らしいですが、
加地の心は醒め切ってるので そこは愛も何も無いので
実質バッドエンドです。


石ころルート:
クズ・オブ・クズ。
自分の保身の為、階級昇格の為 ヒロインにただただ冷たいだけの男でした。

「石ころと話ししてる所見られたくないから」と
ネリは突き飛ばされて怪我を負わされたのに
加地に惹かれる理由が私には分からない。

何度か自分の行動に反省の色は見せるものの
性根が腐ってしまってから 更生するのは大変なのか
結局 ヒロインを責めたり ひどい事を言う
ヨーヨー気質の男。

ネリと加地の関係はDV男と離れられない女の関係に見えました。



zettaikaikiyu_riku.png
鷹嶺 陸
俺様気質のツンデレさん。
言い方がキツイので 最初は苦手なタイプでしたが、
この物語の登場人物の中では一番純粋なのかもしれない。

薔薇ルート:
気になるヒロインが薔薇階級に上がった為に
嬉しくてはしゃいでる姿は可愛らしい。

そのせいで自身の地位を脅かされる事になるのですが、
ヒロインが石ころにもミツバチにも 根回しをして
陸の為に女王暗殺計画を企てる所で終わる悪女エンド。

十矢とは別のベクトルですが、
この悪女エンドがとても印象的。


石ころルート:
身分も階級も関係ないと
大勢の前で 告白や宣言をする王道な展開。

他のルートで「スープに気を付けろ」の真相が判明するルート。


zettaikaikiyu_rei.png
鷺ノ宮 レイ
温和で優しいキャラと
スレててふて腐れてる二重人格さん。

薔薇ルート:
レイの彼女として相応しい者になる為に
ヒロインが嘘を塗り固めて行くルート。


石ころルート:
物語の真相ルートに一番近いルート。
私はシュウを否定する選択肢が正しい事がちょっと悲しかったです。

実験報告書を見ながら戦慄を覚える二人を残してのエンディングは
面白い終わり方でした。



真相ルート
櫂宮学園はエリート校では無く孤児たちをさらって、薬漬けにして洗脳して
観察する施設だったという なかなかハードな内容。

自分の好きだった女性の娘と結ばれようとする
かなりの変態男・学園長。

しかも憎悪を向けて欲しいとかどんだけの上級者なんですか・・・

今まで自分たちが貴族だとか、
どこかのお嬢様、御曹司だと信じて疑わなかった学生たちの
大半が下層階級出身だという なんとも滑稽な・・・

階級制度にしがみついて プライドがとても高い子供たちだったから
そりゃ洗脳解けて ショック死する子も出てきますよね・・・

それぞれの真相ルートの後日談で
ヒロインや攻略対象以外の クラスメート達のその後が知りたいです。

学生たちが全員実験動物だったという展開が面白かった!



【不満】
上記でも書いてますが、
共通シナリオが多いのと 大まかな流れは同じなので
若干 金太郎飴感が否めない。

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身悶えながらプレイしました(´ω`)
楽しめたかどうかは 置いておいて、
久々に刺激的な乙女ゲーに触れられて面白かったです!

生ぬるい展開の乙女ゲーが増えつつあると思うので
こういうピリリとして 尖った作品がもっと
増えてくれたら良いなーと願ってます♪
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