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祝姫 -祀-

2017.12.09 Sat
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「祝姫 -祀-」VITA版の感想です。

「ひぐらしのなく頃に」「うみねこのなく頃に」などでお馴染みの
竜騎士07さんが執筆された作品。

私は竜騎士07さんの作品は「うみねこ」のアニメから入り、
その後に「ひぐらし」のアニメを拝聴して、PS3版のうみねこをプレイ。
後は「Rewrite」のルチアルートに馴染みがある位です。

一応ジャンルはホラーとなっておりますが、
スプラッタ描写が多いので、個人的には「怖い」というよりも「痛い」という印象が強い。

実はこちらの祝姫、苦手な描写のオンパレードだったので
トロフィーだけを取ってプレイを断念して 
ブログにも感想を書かない予定だったのですが、
こういうジャンルの作品(映画とか特に)途中放棄したら
余計気持ちが悪くなってしまうから再チャレンジしました。

【システム】
ノベルゲーです。
選択肢は無く、一本道です。
竜騎士さんの作品では選択肢を使った作品ってあまり無い印象です。

トロフィーもただ読み進めていけばトロコン出来るので、
物語に集中出来るのも個人的には良かったです。

祝姫の総プレイ時間は14時間位だと思います。

ひぐらし、うみねこでは
エピソードの半分位は主人公や仲間の日常に焦点を当てて
後半に猟奇的な事が起る、というパターンですが、
祝姫では最初からテンポ良く話しが進んで行くので中だるみがあまりありません。

竜騎士さんの執筆スタイルが大分変わりましたね。
うみねこ時代でもスプラッタや
近親相姦(直接的な表現は無い)などありましたが、
祝姫でのエログロ描写がかなり エグいです。
苦手な人は特に注意。私もプレイを一時断念してしまったのもコレが理由。

うみねこやRewriteのルチアルートをプレイした印象では
竜騎士さんは少年漫画レベルのエロ描写はあってもここまで
生々しく、明確に描く事は無かったと思うのでかなりビックリ。

グロ描写を耐えながらですが、ちゃんと完走出来たのも、
シナリオにグイグイ引っ張られてたからです。
Rewriteでは正直 竜騎士さんのシナリオは浮いてると感じましたが、
祝姫は面白く読ませて頂きました。



※ネタバレを含むので畳みます※









【シナリオ/キャラクター】
煤払 涼
最後の最後、十重に涙ながらに告白してるシーンは凄く好きです。
ただ、そのシーンまで彼の事はあまり好きではありませんでした。

聖人属性かと思いきや、極限状態では人間臭さが出てきたりするので
読み手側の印象の食い違いやズレが発生してしまったり、
共感がし辛いキャラでした。


春宮 椿子
ペド犠牲者。

あんな辛い事を経験してるのに、
一度はグレてしまったものの、ちゃんと軌道修正出来てる強い子。

未解決ルートでは煤払とのカップル宣言をして他のヒロインと拗れて
殺し合いに発展してしまうという 結構悲惨なルート。


美濃部 鼎
セチュ王が美濃部先輩や母親に対して
肉欲な事は求めて無いと何度か出て来るのですが、
美濃部先輩の芋虫化(入れ墨)、家族会(ハーレム?)の様子から
性的な事があった事を仄めかしてます。

信者を取り入れる為の常套句だったのかもしれないですが、
美濃部先輩が性的な事は感じさせなかったというのに違和感。

おっさんのチーズフォンデュの食べかけを強要されたり、
テレビ見てる隣に密着したりと あきらかにセクハラされてるのに
何も感じないという事は洗脳済みだからか、感覚がマヒしてしまってるからなのか。

いずれにせよ美濃部先輩がとても不憫。
こんな気持ちの悪い男が出入りしてても気丈に振る舞う彼女も強い。
私はあのおっさんが出て来る度に吐き気がしました。


布川 莉里杏
子役の方々の気持ちは良く分からないのですが、
セクシーなグラビアアイドル路線に変更出来なかったり
スタッフさんへの対応が悪かったりと 
色々自業自得な部分もある気がしました。

人気絶頂だった幼い10歳の頃の自分に戻りたいと願ってる彼女。
ロリ目的なファンが付いて嬉しいのかな・・・(´・ω・`)

ネットの誹謗中傷が原因なのかもしれないけど
スタイルが良くなって嘆いてる女の子の気持ちがあまり良く分からなくて
見た目が一番好きなのに共感が出来ないヒロインでした。

あの性を描写を思わせるグロシーンは
本当に気持ち悪くなりました・・・


黒神 十重
1000年間も呪いを封じ続け、複数の男の慰み者にされ
若くして世継ぎを生み続けるヒロイン。

1000年ぶりに再会した煤払(睦)と交わりたいのに煤のせいで交われない。
彼女が煤払に抱かれたいという本能に抗ってる姿はとても辛そうでした。

煤払の告白のシーンは一番好きなのですが、
「ひと夏の恋の思い出」や「霊体」の展開は正直蛇足感がありました。

過去の彼らが報われたお話しも1000年続いた呪いが
たった7年で赦されたのもあまり納得出来ませんでした。

それだったら十重達が呪いを封じ込める為に
苦しまなくても良かった気がします。

1000年で呪いがより強くなったのかもしれないですが、
赦されたのが7年から30年になっただけなのかもしれませんし、
この物語の呪いの重要性や重みが薄まった気がします。

何度も言いますが、告白シーンは好きです。
涼に乗り換えられ、睦は哀れですけどね・・・

雛形 真由
VITA版の追加シナリオ。
個人的には蛇足に感じてしまいました。

このシナリオに出て来た「夢日記」でふと思い出した事が。
夢日記は学校の課題でやった事があるのですが、
本当に気持ち悪いほど夢日記を付けてる間って
夢の内容覚えてるんですよね。

私はあまり夢って覚えておきたくないので、
課題終わったら速攻辞めました。
夢を楽しいって感じる方には面白い習慣になるかもですね。

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シナリオ内容がかなりハードです。
苦手なシーンやら、展開の好みの問題も色々ありましたが、
プレイ断念してから再チャレンジして良かったです。

面白かったですが、
しばらくは こういう作品はお腹一杯です・・・。
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