「ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団」(VITA)の感想です!
PS4への移植が決定してますが、
私はあえてVITA版を購入。
何故ならこういうDRPGとか ちまちま遊ぶ作品は
携帯機の方が向いてると思うからです。
それから私はDRPGやSRPGとか戦略性の高い
作品は凄く苦手で、基本的にレベル上げてゴリ押しのプレイスタイルなので
ルフランは気になってはいましたが、見送ってました。
が、
「
魔女と百騎兵」が面白くて
同じディレクターさん(泉達也さん)の作品という事で今回プレイ!
色々躓いてしまう事もありましたが、
シナリオが面白かったので、諦めずにプレイする事が出来ました♪
私みたいにDRPG苦手な方にも是非とも手に取って頂きたいです♪
ちなみに杉山紀彰さん目当てで「魔女と百騎兵2」も購入したのですが、
泉さんが関わってないのと、システムが違い過ぎるのと、
序盤の虫みたいなボスが倒せなくて 挫折してしまいました・・・
トゥルーエンドを迎えた所での感想です。
エクストラをクリアするにはまだまだ時間が掛かると思うので、
別の記事で感想書きたいと思います。
【システム】
DRPGです。
私は「やさしい世界」でプレイ。
トゥルーエンドをクリアまでの時間は53時間位。その内 ウンブラのダンジョンに10時間以上取られてます。
あとは裏ボスの大魔王フュルフュール様を倒す為のレベル上げに15時間ほど
フュルフュール様、ラスボスより強いです・・・( ノД`)
キャラ育成、やり込み要素として「魂移し」
(ドラクエで言う所の転職システム)が頭を悩ませます。
最初あまり考えず魂移しをしてたのですが、
色々攻略を検索してみると ステータス以外にも
スキル継承とかが重要だという事が発覚しましてw
後半はかなり慎重に行いましたw
例えば
↑のシノブシさんは元々アステルナイトという職種だったのです。
魂移しをするのも勿体無いと思ってしまうほど
アステルナイトが思ってた以上に優秀なファセットで、
そのままにしておくのも 勿体無いし、と本当に悩みました。
魂移しに限らずですが、
「あーでも無い、こーでも無い」と色々悩むのも楽しいですよね(*´ω`*)
そして因果数なのですが、
意味があまり分からなかったので
「とりあえず全員99にしておこう」とやってたら
結魂書関係で苦労しました(´;ω;`)
私がトゥルーエンドを迎えた時のパーティーメンバー&結魂書です。
表に出てるメンバーは最低でも一回は魂移しを行いました。
テネスで経験値キャリーオーバーをしてレベル上げをしました。
DRPGのダンジョンの難易度は
一部 落とし穴を使わないと行けないフロアなどありますが、
(しかも落下ダメージあり)
そこまで理不尽な仕掛けがある訳じゃないので、
私みたいに馴染みがあまりない方とか苦手な方でも
十分クリア可能だと思います。
三領主の塔ウンブラが一番難易度が高かったです。そこさえクリアすればもう詰まる事無く ダンジョンは進められると思います。
クエストの弟子のメモも
「月光草」以外は普通に攻略してたら 自然と集まって来ます!
魔女と百騎兵はシステム的に色々 不便な所も沢山あって
ルフランもその辺を心配してたのですが、
ゲームプレイ中で ストレスを感じる事も無い良作でした♪
【シナリオ】
この作品の一番の売りはシナリオだと思ってます。
もちろんDRPGのダンジョン攻略がメインなのかもしれませんが、
シナリオが本当に素晴らしい!
プレイ始めでは専用用語や単語が出て来るかと思いますが、
シナリオを進めていくうちに 布石が回収されていくので
遊んでてとても気持ちの良い作品でした。
「魔女と百騎兵」でもそうなのですが、
このディレクターさんは型にハマるのが嫌なタイプの
クリエイターさんみたいで、意地悪なギミックを仕掛けて来ます。
トロフィー内容もシナリオ内容と連動してて
シナリオ進行と共に照らし合わせて読んでいくのも楽しいです。
ダークファンタジーなので万人受けする内容では無いので、
購入検討されてる方は 色々調べてからの方が良いかもしれません。
(
多少ネタバレを含むのでスクロール注意です)
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人が選ぶ要素・エロ
・百合・BL(?)
・スプラッタ
・強姦(未遂も含む)
などです。
もちろんシナリオに沿った描写なので無意味では無いのですが、
苦手な方は注意が必要です。
特に私は百合やBLは苦手なのですが、
(実際の同性愛では無く、ファンタジーの、という意味で)
シナリオがしっかりとしているので「そういう物なんだ」という感じで
受け入れてプレイしてました。
※ネタバレを含むので畳みます※
最初プレイをした時はドロニア様のルカへの理不尽な行動や
脳内お花畑のルカがとても苦手だったのですが、
物語を進めて行くうちに この二人の事が好きになってしまいました。
ルカの「おばちゃん」呼びは冒頭からずっと気になってたのですが、
イサラがルカにそう語ってたからなんですね。
「おばちゃん」呼びがルカにとって母親との大切な思い出だって知った時は
ジーンと来てしまいました。
魔女と百騎兵の時でもそうなのですが、
エグいシーンがサラッと挿入されてて
淡々と何事も無かったかの様に進んでいくので
読んでしまった文章が追い付かず頭の中で噛み砕くのに時間かかったりしました。
ヴェルニアが幼少の頃 クラウスに強姦された事を匂わすシーンとか
物語冒頭でドロニアが性を匂わす場面に直面する時に吐いてしまう理由が
繋がった時は なんとも言えない気持ちになりました。
ドロニア様 トラウマで吐いてたんですね・・・
一番ビックリしたのは
領主代理さんとクラウスの爛れた関係の下り。
女好きのクラウスがオッサンとそういう関係になるって
色々な闇が見え隠れして戦慄しました。
ダンジョン内で出て来る会話は最初読み流してたのですが、
バーバ(フルーラ)の行動が分かるので
もっと注意深く 読んでれば良かったな、って後悔してます。
二周目をプレイしたら 多分最初 見えてなかった部分も
見えて来ると思うので 余裕があれば エクストラをクリアしてから
遊んでみたいと思ってます。
パラレルワールド・タイムトラベル物に良くある設定ですね。
ファンの間では 「魔女と百騎兵」と世界が繋がってるそうで
様々な考察が展開されてますね。
個人的には純粋なルカよりも
多少スレてるマズルカの方が好みかな?
性格がイサラそっくりな部分も 面白い。
ドロニアとイサラの淡い百合関係が焦点に当てられてるので
ルカの父親のメディニラの疎外感が可哀想でしたw
ルカを見守る為に延命処置として クモへ変化させられ
しかも 領主代理達に殺されてしまったりと
あまり 浮かばれない・・・
基本 魔女シリーズって男性キャラの扱いが酷い気がしますw
メディニラはイサラの目が治った時の為に
彼女の大好きな白薔薇を植えたりと
彼はイサラに対して愛情は持ってる所は良かった。
イサラは彼に対して恋情は無いのかもしれないけど、
情は感じてたんだと思います。
シナリオ内容とトロフィーの説明文が連動してるのも
色々考察出来て面白いです。
設定資料集を購入しようか検討してます。
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無印の「魔女と百騎兵」に続きルフランも良作で
ディレクターの泉達也さんが関わる作品に
今後も注目したいと思ってます。
エクストラは何時クリアするか分かりませんが、
楽しみにしてます♪
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