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オーディンスフィア・レイヴスラシル

2016.03.19 Sat
OdinSphereLeifthrasir01.jpg
「オーディンスフィア・レイヴスラシル」の感想です♪

以前「ドラゴンズクラウン(記事はこちら)」という作品を遊んだ事があり、
私の中のヴァニラウェアのイメージは ドラクラでした。

ドラクラは面白かったのですが、
ストーリーが無く、どっちかと言うと マルチプレイに特化した作品だったので
オーディンスフィアもそうなのかなーと思い
購入を躊躇しておりました。

なのですが、
ツイッターのTLでは オーディンスフィア祭りで
皆さん楽しそうにプレイされてるので、我慢出来ずに思わずポチってしまいました♪

ドラクラはどっちかというとTRPGをデジタル化した感じですかねー。

OdinSphereLeifthrasir06.jpg
じゃーん。
初回特典のアートブックに間に合ったみたいで、
私も無事手に入れる事が出来ました♪

ゲームを進めて行くとPS2版のアートブックもデジタルファイルとして
観覧出来るのですが、
当時の書下ろしイラストとか沢山掲載されてて
どっちかって言うとPS2版の方が豪華だったかなーと感じました。

それでも昨今のゲーム業界では
初回特典として大体は「序盤で役に立つ武器のDLコードを封入!」という
パターンが多い中、 現物のアートブックが付いて来るのは
かなりお得+制作側も作品に対して愛を感じました。


OdinSphereLeifthrasir02.jpg
トロコンもしましたー♪
面倒な条件のトロフィーも無く、
割と親切な設定だったので そこもグッドでしたー♪


【システム】
2D 横スクロールRPG!

ドラゴンズクラウンと違ってちゃんとストーリーありますよ!
OdinSphereLeifthrasir03.jpg
キャラクターの動きも細かくて、可愛らしいです♪

難易度設定もあり、
割とガチャプレイでもクリア出来るので、
アクション苦手な方でもストレス無く遊べるかと思います。

トロコンが32時間位だったので
ストーリーは20時間位でクリア出来ます。

やり込むと追加されるエンディングやカットが出てくるので、
スキルはコンプしなくともシナリオ埋めはした方が良いかもです。


ドラクラでは別主人公でも シナリオらしいシナリオは無いので
双六みたいに同じステージを周回していく、というシステムでした。

オデンはシナリオ重視ではあるものの、
ドラクラと同じく、
他のキャラのルートで出て来る敵とも戦うので、
バトルに新鮮さは感じなかったです。


クリア後の裏ダンジョンのボス連戦は結構苦痛でした・・・
(クリア時間 約2時間)

OdinSphereLeifthrasir04.jpg
ヴァニラといえば食事!!

食事をする事で体力回復、経験値の取得などが出来るのが特徴的!
出てくる料理が美味しそうで 毎回お腹すきますw



【シナリオ】
上記にも書きましたが、
シナリオはしっかりしてます。

時系列バラバラの群像劇で、
一人のキャラのルートに出て来た脇役が実は重要人物だった!とか
このキャラはこういう経緯で ここに居るんだーと
毎回 新しい発見があります。

シナリオを全て終えてから最初からプレイしてみるのも面白いかも(*´ω`*)



ネタバレとか、勝手な憶測を書いてるので畳みます。
















OdinSphereLeifthrasir05.jpg
アリスがが本を読んでいるという設定で、
終盤まで 彼女は一言も言葉を発さないので 
モブキャラ、もしくはシステムキャラなのかと思ってたのですが、

アリスの言葉が切っ掛けで
真のエンディングへ繋がる、という
物語の演出の一つだったのが面白い。


新世界の人類の始祖とか、ほぼ全滅エンドなので
神話を題材にした作品やら
世界を再構築する作品なんてゴロゴロある訳だから
珍しい設定では無い。

(・・・トゥルーエンド見た時ハッピーエンド寄りの旧劇場版エンドを彷彿)


元々こういう世界観やら設定が好きなのと
キャラクター、演出、映像が良かったので
グイグイシナリオに入っていけましたー!

終焉を回避するシナリオでは無く、
キャラがどう受け止めるか、を焦点に当てたのが良かったです。

プーカとなった コルネリウスとベルベットが何千年もかけて
コインを集め 呪いを解き人間へと戻る設定も好き。
(手塚治虫さんの火の鳥を思い出しました)

その新世界の人間達はグウェンドリンとオズワルドから
繁栄していき、それをプーカ達が見守って来たという設定も
考え深いです。(;д;)


【キャラクター】
・グウェンドリン
父親の愛を得る為に奮闘する彼女はとても健気で
幸せになって欲しくて ずっと物語を追いかけてました。

父親は政治の駒として扱ったり、ベルベット(とその母親)に対しての愛が深かったりと
グウェンドリンは本当に可哀想でした。

オズワルドと出会えて良かったね!

ちなみに、オーダインの最期のグリゼルダと一緒に逝くシーンが印象的。
グウェンドリンとグリゼルダの母親に対してはオーダイン王の愛を感じなかったので
可哀想な存在ですね。


・ベルベット
物語冒頭で受けた印象と物語後半の印象が大分違います。

故郷や地位は無いし、バレンタイン王から虐待を受けた辛い過去はあるけど、
グウェンドリンとは対照的に 色んな人に愛されてる。

母親とか故郷が滅んだ事への復讐系のキャラと思いきや
慈愛を持ったキャラで、
操作キャラの中では一番好きです♪

バレンタイン王の実の娘へのヤンデレっぷりが気持ちわr・・・

グウェンドリンと姉妹として過ごしてるシーン、
一度でも良いから見てみたかった。


・オニキス王
出番はそこまで多くないのですが、
終焉のバッドエンドの一つ、グウェンドリン固有エンドで
グウェンドリンの亡骸を抱きしめてたシーンは好きでした。

意地を張らず素直に想いを告げてれば
運命は変わってたかもしれないのに・・・。

このバッドエンドで オニキス王の事が好きになれました。


・べリアル

ほぼ色んなルートでボコボコにされる可哀想なドラゴン。



【不満】
音声編集の方のさじ加減だと思うのですが、
コルネリウスとメルセデスの仰け反りボイスが
死んだ時に滅した様な音域なので、

ちょっと私の耳には辛かった。

大したダメージでは無いのに
何度も声が「うわあああ」「きゃああああ」と血気迫ってるので
心臓にも悪いから 二人攻略の時の戦闘だけは
申し訳ないけどミュートにしてました。

もちろんドラマパートはちゃんと 声を聴きましたよ!!

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オーディンスフィアとても楽しかったですー(*´ω`人)
同じヴァニラウェア作品の「朧村正」もポチってしまいましたー

・・・・ポチった後にPS+でフリープレイとして提供されてしまったんですが、
元々 パッケージ派だから良いかな??w


オデンをもっと色んな人に遊んでもらいたいという気持ちが強くなってるので
友達にソフトをプレゼントする事にします♪

ヴァニラウェアの新作「十三機兵防衛圏」も気になってるので
購入したいと思ってます♪
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