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Déraciné

2020.01.15 Wed
Déraciné
「Déraciné」(PSVR)の感想です。

ソウルシリーズ、SEKIRO、Bloodborneなどでお馴染みの
フロム・ソフトウェアのVR作品です。
予約購入したんですが、実際プレイするまでに時間掛かってしまいました。
つい最近発売した印象があったんですが、2018年発売だった事にビックリしました。

作品の雰囲気が「RULE OF ROSE」っぽくて、気になって予約しました。
実際テーマや扱ってる物が共通してるので、
ホラー要素を無くしたRULE OF ROSEという感じ。

Déraciné3
普通にプレイしててトロコン出来るのが良いですね。


【システム】
アドベンチャーゲームです。ホラーでは無くフロム系のミステリー。

プレイするのにPSMOVE2本が必要なので、
機材関連でハードルが高い。

クリアするまでに大体2~3時間です。
一見広い館を迷いそうな印象を受けますが、
このゲームは結構良く出来てて
各章の謎解きに必要な場所、行くべきルートが限定されてるので、
不必要な場所をグルグルさせられる事が無いので、割とサクサク進められます。

シナリオはシンプルな様で複雑です。
考察の余地があるんですが、プレイをされてる方が少ないのか、
ソウルシリーズみたいな考察サイトや動画がほぼ無い。


Déraciné2
こちらのゲーム、シナリオのヒントがそこらじゅうにバラまかれてて、
プレイスタイルによってはヒントにたどり着けなかったりして
シナリオの見方が解釈がプレイヤーによって変わっていくのが面白いです。

こういったシナリオを楽しませる為にあえてゲームの自由度は低く作られてるんじゃないかと。
物語の結末を知って二周目をプレイすると違った見方が出来るのも面白いです。

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プレイするのに随分時間が掛かってしまいましたが、
PSVRを持ってる方ならば手に取って欲しいです。

ただ、これをプレイする為にPSVRの購入をお勧め出来るかと言うとNO。
色んな方に遊んでもらって解説や考察動画が出て来て欲しいんですが、
PSVRを持ってない方にはまだまだハードルが高いゲームだと思います。



※ネタバレを含むので畳みます※







※以下は私の解釈なので、確定情報ではありません。考察とも呼べないただの感想です※



【シナリオ】
私がこの作品に触れてて思った事は
この「学校」が標本図鑑みたいだな、と。

鳥やら虫などの解説付きのスケッチなどが貼られたり、
異様な数の鳥かごが無造作に置かれてます。

実際子供達は妖精の研究の為に集められたので、
施設全体が標本や図鑑を模してる様に見えました。

ニルスが絶望した様に「外の世界」が消失して行ってると言ってたけど、
それはどちらの意味での消失なんだろうか。

ルーリンツが蛇に噛まれた時※私の記憶が確かならば※
蛇の事を「新しい生き物」と言ってた事が引っ掛かってました。
あれだけ生き物の絵や解説がベタベタと貼られてる環境に居ながら
蛇を「新しい生き物」と認識してるのがおかしいです。

この「学校」は他の世界から切り離された精神世界の様な物なのか、
それとも、色々な物が消失して行ってかろうじて残された場所なんでしょうか?

それから、蛇に噛まれた傷跡が「二本牙」だったのも気になりました。
私は生物学者とかでは無いんですが、無毒蛇って二本牙じゃないですよね?
という事はルーリンツは毒蛇に噛まれてたって事で・・・。

それでも彼は死んでないので、
この世界が実は現実から切り離された世界なんじゃないかなと思った要因です。

だからニルスが「消失」について絶望してたのは
文字通り世界が消失して行ってるからなのか、それとも自分たちの住む世界が
別世界でだという事に気づいたからなのか、どちらとも読めるリアクションでした。

他にも気になったのはマルガレータの見た目が変わらない事
彼女だけ別の時を生きてたという事かな?

うーん。
私では解明出来ないので、
いつか詳しく調べて下さったサイトさんや動画が出て来る事を願ってます。
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